コトノココロ、コトの森。

      ~ Le Café Philosophique ~

【レイアウト実験】古代ギリシャ 神話の世界

※どのようなレイアウトが良いか実験中です。

ぜ~んぶ、神様の仕業?

★きょうのコトバ★

古代ギリシャ*1は、神話を信じていた

② 人間や世界の運命、いろんなことが神様の仕業

③ 神話では、都合が悪くなっちゃった

 

この古代ギリシャ人って、いつくらいの人にゃ?

紀元前8~6世紀くらいみたい

日本だったら、縄文時代かぁ…

時代的に、神さま信じてそうなイメージっ

みんな信じてたら、都合なんて悪くならなそ

 

神話のドコが、ダメなのさっ

交易の発達にともない人々の交流が盛んになると、神話に基づく考え方では不都合が生じました。神話を共有していないと話が通じないからです。*2

 

ちがう地方では、ちがった神話なのれすっ!

ケンカに…うちの神話がただしい!みたいな

 

いろんなことが神様の仕業っていう考え方

 =ミュトス的世界観*3

 

でも…ホントウに都合が悪くなったのかなぁ⁇

神話のままでも、モンダイない気が…

 

それゆえ、(中略)筋道を立てて物事を考えようとする人々が現れます。*4

 

それダレ? ヘリクツおじさん?

神話も、それなりに筋道はあるような…

 

なんでだろう?フシギ!

 

① 神話を信じるって、宗教みたいな感じ?

 

② 同じ神話を信じてないからって、

  実際どんなコトで、話が通じなくなったの?

 

③ 神話のどこらへんが、筋道立ってないの?

 

 

覚えとかなきゃならないらしい…神話の本

詩人ホメロスの本

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

イリアス〈上〉 (岩波文庫)

 
イリアス〈下〉 (岩波文庫)

イリアス〈下〉 (岩波文庫)

 
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)

 
ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)

ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)

 

詩人ヘシオドスの本

神統記 (岩波文庫 赤 107-1)

神統記 (岩波文庫 赤 107-1)

 
ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)

ヘーシオドス 仕事と日 (岩波文庫)

 

 

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*1:哲学では「ギリシア」っていう表記が多いけど、いまは、読んでる中川雅博. 『センター試験のツボ 倫理』. 桐原書店(2009年)の表記(「ギリシャ」)に合わせておく。また、以下この本を『中川センター倫理』と略す。
 「ギリシャ」という発音は、ポルトガル語(Grécia/grεːsja/グレーシャ)由来で、哲学の本でも、いろんな表記(ギリシャギリシア、ギリシヤ等)がある。
 IPA国際音声記号)は、チェコ最大の語学出版社LINGEAによるオンライン辞書から。東欧系の言語数が多く、また意味だけじゃなく、IPAも表示されるので便利。『dict.com』, https://www.dict.com/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%AB%E8%AA%9E-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/grecia.
 ギリシャギリシアの表記については、内閣告示第2号「外来語の表記」(平成3年6月28日)留意事項その2(細則的な事項)の[Roman3]撥音,促音,長音その他に関するもの 4の注2及び付録。

*2:『中川センター倫理』: p.8

*3:ミュトス=(古代ギリシャ語で)神話

*4:『中川センター倫理』: p.8